世代

いなかのヤンキーのしあわせ・断片

地元の16とかで子供産んでるヤンキーカップル、2人で長距離ドライバーやって月収80とか稼いでる。でかい一軒家建てて週末は地元の連れと庭でバーベキュー、正直奨学金借りて大学行って都内のうさぎ小屋並みに狭いマンションをローンで買い、30過ぎて不妊治療…

選挙ギャルズ始末・メモ

選挙ギャルズは、やっている人たちが、あそこまでやらなければならないほど落ちぶれてしまっていたことと、どうやったら信頼関係を築けるかわからなくなっているのを明らかにしただけだった。信頼関係が築けないから落ちぶれてしまったわけで、話かけるため…

あるテキヤのおもひで・メモ

高校生の頃、テキ屋(祭りや夜店の屋台)で夏場だけ毎年アルバイトしてた。水ダウで小峠が「テキ屋インチキ説」を掲げていたが、大半はあんなもんじゃない。ああいうのを見て当たりが出ないくじ引きなどに全財産を使ってしまう子供などが出ないように、闇を…

オトコの性癖に対する理解

これまで、オトコ相手の「水商売」は成り立っても、オンナ相手の「水商売」は成り立たない、とされてきたし、実際ほぼそうだったのが、近年様相が少し変わってきとるのも、セクシュアリティのありよう(今様の「性癖」でもいい)が多様なことが可視化されてきた…

2022年 参院選における10代の動向

参院選が終わりましたね。本日は塾講師の立場から見た今の中高生の政治観のお話。東京の政治感度の高い中高生が集う恵まれた環境で教えています。学校ではないので、生徒や卒業生と比較的自由な政治談議をしています。その中で感じた、東京の中高生の政治観…

統一協会・原理研の思ひ出・メモ

1980年代に大学生だったが、原理研こと統一教会は、東大や慶應とかに蔓延ってて、学生たちを巧妙に誘い込む手口が恐れられていた。洗脳され信者になると、アパートに集団で住み、朝から晩まで働き、働いて得た金は巻き上げられる。心配した家族が取り戻そう…

アニメや特撮は「卒業」するもの

「アニメや特撮は卒業するもの」は昭和後期の同世代の若者の多数がそう信じていたというのは、記憶にとどめておきたいところであります。— 『ナチスと鉄道』(NHK出版新書)/『ふたつのドイツ国鉄』/『鉄道のドイツ史』も発売中です (@MIZUTORIAB) 2022年6月…

「内面」「本心」に踏み込まないこと

学生と話していると、今の若い人がどれほど禁欲的に他者の内面に踏み込むことを悪と感じ、忌避しているがわかって驚くことがある。恋人がいないというのもこういうスタンスと関わりがあるだろう。— 倉数茂 「再魔術化するテクスト ──カルトとスピリチュアル…

インディーズ老人ホーム&福祉士のはなし・メモ

80は超えてるであろうBBAが、玄関を勝手に開けて中を伺ってくる。パンツ一丁で問いただすと「隣に住んでるのだが、良く解らなくなって開けて見るんです」というが、隣人は老婆ではない。取り敢えず錠をかけたが、数分後にまた開けようとしている。— マラ上春…

通称小松奈々、という同級生・メモ

anond.hatelabo.jp その子は女の子達からは「尻軽」と蔑まれていたが、小柄で童顔でどんな男相手でも分け隔てなく対応する事から、割と男人気が高かった。 中学から顔なじみだった俺と小松は時々話す程度だったが、何故か付き合うのは俺の友達のイケメンとば…

高齢者の暴力への怨嗟・メモ

町内会に班長として出席。町内行事を削減しコストダウンを目的としてアンケートを取ろうと70後半の方が言い出した。当地は殆どが高齢者。マジで民主政の罠。高齢者の意見のみが通り、若者が住みにくい町になる始まりの瞬間を見た。もちろん反論。相手顔真っ…

どうか成仏してください、と言われる側

友達と「たぶん今のZ世代、10代から見るとtwitterで騒いでる左右、フェミニスト、氷河期世代とかはどれも鬼滅の刃における鬼側で、そこに至る境遇に同情すべき部分もたくさんあるけど『どうか成仏してください』っていいながら斬ることでしか救われない存在…

おたくの「保護区」異論・メモ

オタクのコミュニティは本当にオタクにとってのサンクチュアリー(保護区)なのか。-利己主義と排他主義が生むオタクのコミュニティの実態|ニッセイ基礎研究所, https://t.co/FOC4FdLy97— 銀髪推進派 (@alpaka) 2022年5月11日 オタクのコミュニティは本当…

腐女子の攻撃性について・メモ

ツイフェミって割と女オタが多い印象があったけど、あの連中はマジでBLは安全だと思って男性向けエロを叩いていたんですかね。だとしたら間抜けもいいところで、次はBLが標的になるに決まってるけど、あの連中はこれまで規制側に回っていた手前、表現の自由…

おたく嫌悪のコア世代は?・メモ

「オタク文化に対する嫌悪が最も多いのは40歳代の人達」という話ですが、個人的に思うことを。宮崎某事件の話がよく取り沙汰されますが、あの事件に最も直接の忌避を感じるのは、当時まだ子供だった40代ではなく、「当時、漫画やアニメ好きな子供を持ってい…

ウユニ塩湖、のおもひで

昔、ウユニ塩湖に行ったんですよ。高校のとき「ウユニ塩湖行ったら人生変わった」って、クラスの子が夏休み明け、興奮気味に言ってて、それで、バイト代こつこつ貯めて、どうにか辿り着いたウユニ塩湖は、大きな水たまりみたいで、二分も経たずに飽きちゃっ…

駐妻ブンガク

「眞子様と小室さん、このカフェよく来るらしいよ」思わず周囲を見回すが、店内に日本人らしき客はいない。「噂だってば、噂」エミがケラケラ笑う。田舎者みたいな行動をとってしまい、耳まで真っ赤になる。ここはマンハッタン。NY駐妻エミの本拠地であり、…

「日本的経営」に対するドラッカーの評価

ドラッカーの「マネジメント」、確かエッセンシャル版だったと思うけど、日本型経営で面白い指摘が有った。欧米企業はトップの決断が速く、すぐに契約に至れる。ところが日本企業はなかなか契約に至らず、イライラするという。いろんな部局の人間が話を聞き…

あるロシア体験たち・メモ

学生時代、ロシアひとり旅してて夜ホテルのロビーでのんびりしてたらおっちゃんが隣りに座ってウォトカ買わねーかって値段聞いたら1本3,000ドルって言うんだよね。高いって言ってたら結局500円(日本円)でいいってなって、じゃあ買うわって言ったら、— TJ (…

1970年の「貧しさ」について

1970年を「まだ飢えと欠乏への恐怖が社会に幅広く共有されていた頃」というのは、ちょっとどうかな、と……「まだ飢えと欠乏の記憶が社会の多くの大人の間にあった頃」くらいかなぁ……(*゚ー゚) https://t.co/fBy2BTWYqr— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2022年2…

「死」が肯定的に・メモ

アニメの変化として私が注目しているのは、【死を肯定的に捉えるようになってきた】ということ。ドラゴンボールみたいにどんどん生き返るのでもなく、厭世観から死にたいと思うのでもなく、死を免れようと思えば免れることはできるんだけど、それでも善く生…

遠くて叱ってくれる人、がほしい

高2を境に人生観が変わってしまった僕の話中学は近所の公立中に通っていた。当時は将来に対する怖さは全く無く、友達も沢山いる環境に居た。高校は第一志望の公立に落ちてしまったため滑り止めの私立に通うことになった。新しい環境になっても高1は中学と変…

「学校化」の遅延爆弾

「運動」モードみたいな言葉やもの言いの運用作法を、無自覚無意識に「そういうもの」として実装してしまった人がたって、世代を越えてうっかり存在していて、それは本質的に「学校」的言語空間を制御しておくたてつけが社会の中で煮崩れていったことと関係しと…

若い日本の会、関連

ようやく「若い日本の会」世代の時代が終わるのか。長かったなー。— 仲俣暁生【自発的に凍結中】 (@solar1964) 2022年2月1日 ようやく「若い日本の会」世代の時代が終わるのか。長かったなー。 ある雑誌で谷川俊太郎にインタビューした際、石原都政批判の流…

さまざまな「ラムちゃん」の時代・メモ

1981年9月頃「うる星やつら」がTVアニメ化される事となり、スタジオぴえろの仕事をニルスから受けたいた我がスタジオも参加となった。「宮尾くん、こういうの好きだろう」と先輩に言われ、原画を描く事に。いや、先輩好きだけど好きだけどなこれはちょっと…—…

アニメ好き受難の記憶・メモ

萌え絵叩きの人たちを見てると、3〜40年くらい前には確かに存在した、「男のくせに女の子キャラに興味なんか持つな」っていう化石のようなジェンダー観を思い出すんだよなぁ。当時、「風の谷のナウシカ」を男子小学生が見たことを「男のくせに」って馬鹿にす…

もうひとつの「失われた30年」の内実・メモ

節子、だからそれ、「昭和後期~平成初期」あたりで認識固定されたまんまってことなんや、本邦フェミジェンダー系界隈の認識が。 https://t.co/Xr1weSYZXy— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2021年11月26日 フェミジェンダー界隈の主戦場のはずの領域につい…

2010年代ツイフェミの記憶・メモ

なぜ2010年代のツイフェミを語ったかというとTwitter上の知り合いが傾倒して後に壊れて消えたから。あの頃もイラスト表現などに抗議していたけど本質は別だった。出口のない怒りに燃えて自分自身がいやになって辞めた印象。kutoo以後に目立ち始めて人たちと…

洋画吹き替えの技術者回顧・メモ

今のテレビマンは理解できないかな。昔、地上波各局がゴールデンタイムに「洋画劇場」を置いていた頃は、吹き替え版こそが番組のオリジナリティだったので、同じ映画でも吹き替えは各局が独自に制作してました。映画担当者同士は仲良しだけど、他局版を使う…

センス・オブ・ワンダーの内実

「化学と生物」という科学雑誌で、年配の方(今なら90歳以上の世代)が書いていた文章のいくつかが印象に残っている。学校で教えられた原理・法則の美しさに衝撃を受けた、という話。乱雑に見える自然界を貫くシンプルな法則の存在に、その美しさに驚いた…