思想
科研費ってどっちかというと「私の研究は何より優れているから金くれ」ではなくて、「こんな独自性があってこんなことが分かると思うから金くれ」なので、なんか平田オリザ、産業も研究も自分以外をすべて間違って認識してないか? https://t.co/tMuXIm7Nap—…
状況の変化に対応しろ、死ぬ奴は死ぬといわれ続けた第一次就職氷河期世代として、すべての業種への支援に反対します。つぶれる会社がつぶれるだけ。甘えるな。経営者だのオーナーだのが没落していくのが当たり前になるのが危機というもので、備えなかったの…
文字に「事実」がどこまで反映されているか。「神は細部に宿る」とかあれこれ能書きはあるけれども、こと散文の場合、盛ったり手入れたりされやすいのはまさにその個別具体の細部だったりすることが少なくない。全体の印象やとらえ方、初発の視野や視角といっ…
とりあえず、共産主義ね。やってみたけど失敗でした。これが判明するまでに70年くらいかかってる。その後も遅い。ソ連崩壊した段階で世界中の左翼が頭を切り替えてりゃ良かったんだけど、自分たちの革新性は良いものだという考えに対して保守的になってしま…
ソーカル以来、ポスモは自然科学を生半可にさわってドヤったバカ(大意)って理解になっとってそれはそれだが、ただ本邦ポスモの場合はそれらと少し違うありようしとったような気がする。 ようわからんが、本邦の場合はそれまでのいわゆる「文学」が下味として…
掛谷先生 @hkakeya が訳された動画「交差性 (インターセクショナリティ) とは何か?」を書き起こしてみた。交差性は最近流行りの政治運動である。交差性とは何か? 誰が推進しているのか? それはいったい何を意味するのか? Daily Wire 編集長のベン・シャピー…
エコー・チェンバーって、みんなが刺さって読むようになった「有名な書き手」にも起こる現象らしくて、な。 要は読書市場の大衆化が進展してゆくことで必然的に起こってくる現象なんだと思うが、戦後直近地続きだと60年代半ばあたりからちらほら現われて、70…
だから「じゃあ解消してあげましょう」という観音さんなり吉祥天なり辨天さんが出てくるわけ。— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2020年2月20日 他所の宗教は知らんが、仏教についてはセックスするなっていうのは悪いことだからじゃなくて面倒臭…
*1 「主体」や「実存」こそが、本邦いまどき日本語環境における〈知〉の復興の重要なポイントである、というのは年来の持論でもあり今も基本その通りだと思うが、ならばさてどうやってそれを論点として共有させることができるか、というあたりになるといろい…
人により成果は違うが、消費した知識は元手以上の知識をもたらす。私はこれをΔ知と呼ぶがこれは既存教育より創造的で効率的である。ネット社会で創造的知識消費ができれば専門家が生まれる。その欠点はその知識に権威が伴わないということだが、気にするな旧…
「社会」「歴史」その他いずれさまざまに分節されているわれわれの「現実」は社会的な資料/記録/資源によって編制されている。それらはわれわれの側から働きかけて意味づけることで初めて資料/記録/資源として存在し始める。だから〈それ以外〉の領域も必ず同…
こういうのは昭和四、五十年代の「まだ社会党共産党に国民の三割ぐらいの支持があり、文化人や大学人にマルクス経済学者や親ソ派や文革派が当たり前にいた」という背景を踏まえないと理解を誤るな。労組がカルト的に頭おかしいんじゃなくて(おかしいけど)そ…
丸山真男に初めて触れて感動しとる若い衆世代最近ちらほら眼にするが、理論や解釈枠組みの「あ、その通り」と思わせられる度合い「だけ」でうっかり感動する/できるようになる程度にゃすでに「歴史」の範疇に織り込まれてきとるんだなぁ、と 同時代を生きていた…
*1 https://twitter.com/midorimushiharu/status/1190278964394070017 いまや、いろんな業界が腐女子の購買力を無視できない状況だけど、間違っても、「自主規制」とか「検索避け」の卑屈な腐女子じゃなくて、イベントやネットでうるさい位に騒ぎ、その熱量…
「歴史」も「社会」も、いずれ現実と称される水準の最大公約数な〈リアル〉を形成しとる共有素材は限られとるわけで、常にその向こう側に未だ素材/資料化されていない領分があるということをさて、どのように「わかる」に織り込んでゆけるのか。 それらを素材/…
*1 https://twitter.com/rosysea22/status/1186851069495611392 私も呪術的な感覚による防衛反応だと思うもの。 彼女らが嫌いなオタクの性欲とは「(萌え絵を見る)目線」に呪術性を感じて発動していると思う。「負の性欲」は動機に関する説明であって「なぜ『…
フェミニズムは女性を生きやすくするはずだった→のに日本では男を攻撃する思想のようになってしまった→と思ってたらさらにそうでもなくて、自分と相容れない女性を格下げしたい(無自覚な被害者あつかいして同情するふりをして)という衝動がその原動力だっ…
森毅は裏表はあんまないように見えるが、天野祐吉がテレビほかメディアだと、気のいいおじいちゃんだったのが、内輪のスタッフにはクソ厳しい叱責オヤジだったと。出版業界の経験則でいえば、文体と人格は反比例し、露悪的なこと書いてる人ほどイイ人で、偽…
TopGearで知られるジェレミー・クラークソンが、話題のグレタ・トゥンベルクについて辛辣なコメントをしていたので適当に翻訳して投げる事にする。手慰みなので翻訳の正確性についてはこれを担保しない。可能な限りThe Sunのウェブサイトで参照できる原文に…
零戦初空戦に参加! 101歳となった歴戦搭乗員の波瀾万丈の半生 @gendai_biz https://t.co/ErfYyzzbdp #現代ビジネス— ウチューじん・ささき (@uchujin17) 2019年9月12日 「一つはっきりと言えるのは、空を飛ぶことの基本は誰でも身につけることができる。し…
「非対称」だとすわりが悪いんで、「生きる世間の違い」に根ざした「(選択できない)違い」みたいなもの、だととりあえず解釈するようにはしとる、自分的には。 そういう存在(≒(言葉本来の)「他者」)が「この世」にゃ同じように生きとる、でも生きる世間が違う、…
*1 「弱いものいじめ(・A・)イクナイ!!」的な言わずもがなになっていた「常識」の水準に、敢えて言語化可視化させて「政治」文脈の武器として振り回す作法への素朴な「民俗」レベル含めた違和感嫌悪感、ってのは、かつての社会主義者なり左翼なりの身ぶりや現前に対…
「民俗」の発見と「児童」の発見の関係について。あるいは、民俗学と児童文学の、本邦近代思想史上の相似性について。たとえば、共に近代的な〈知〉の通俗化と凡庸化のある接点において、その版図をうっかり拡大してきたという意味においての。 これはあの柄…
近代日本の転向は、すべて、日本の封建制の劣悪な条件、制約にたいする屈服、妥協としてあらわれたばかりか、日本の封建制の優性遺伝子的な因子にたいするシムパッシーや無関心としてもあらわれている。 このことは、日本の社会が、自己を疎外した社会科学的…
今回のあいちトリエンナーレの騒ぎは、表現の自由など様々な側面で語られうるだろう。その中で私がなんとも残念なのは、韓国側からは持ち出せない形にした慰安婦問題を、日本国内から再燃させてしまったということ。せっかく完遂されようとしていた戦後レジ…
「パヨク」(このもの言い好かんがとりあえず)に「乗っ取られた」(これも以下略)というのは、歴史or時代的文脈とりまざっくり無視した上で言や、戦後の大学やら研究所、新聞や出版その他メディアの現場なども軒並みそんなもん、だったんだとはおも。 「戦後」の情…
*1 おまえら、あの界隈こんなこともやっとったの、もう忘れとらんか?(´・ω・)つ「東浩紀さんが“福島第一原発麻雀化計画”の件で炎上」 https://t.co/S9LaFhRuKb— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) August 6, 2019 「内輪」の制御が初手からできとらん上に、そもそ…
https://twitter.com/yontengoP/status/1161913426278412290 *1 で、この手の手合ってのは よく言われる「追い込まれたタイプ」の無敵の人とは違う そもそもが、捕まろうが批判されようがお構いなし、 何故なら「俺が至上だから、周りがどうしようが関係ねえ…
*1 AIが仕事を奪い、失業者で溢れかえる時代が来る、創造性のない人間は低賃金に甘んじなければならない・・・と言われている。しかしこれは、AIをスケープゴートにしてるだけではないか。雇用を奪い、多くの人々から収入を奪っているものの正体は、違うのでは…
80年代を開成→東大で過ごした夫が、未だに80年代しぐさで普遍的正義に冷笑的な態度を取るのが知的だと思っていて、こいつ、いつまでナイーブかましてんだよ、と思う。夫婦間で正義についての対立が根深いと正直辛い。だから10歳下の私は80年代の罪が憎いんだ…