2020-01-01から1年間の記事一覧

「萌え」と「男の子リブ」

https://t.co/gn2brV2shWやっぱり男の子が可愛いものを愛好すること自体が、それまではNGだったことが大きい。「自分をオタクだと思い込んでいる一般リベ」は言わばそうした「男の子リブ」としての「萌え」をぶち上げるフリをした。しかし何としたこと、自分…

中国における美容の日式&韓式・メモ

中国美容業界の話ですが、ここ2.3年前からヘアのトレンドは韓国式に流れが来て、沢山の中国人美容師が韓国人美容師のセミナーを受けて作風もガラリと韓国よりの大きく流れるカールスタイルばかりになりました。韓国人美容師の上海出店も増え、中国TikTokの美…

〈いま・ここ〉と「個」の「まるごと」・メモ

*1 「現在」≒〈いま・ここ〉は常に自分ごと、「個」の体験としての現実でしかない。 だから、そういう「現在」から「歴史」を考えてゆくことは、「個」の体験としての現実の上にどのような時間が堆積してゆくか、を考えることでもあったりするらしくて、な……「個人史」…

とある令和の考え方

昔勤めていた会社で使えない新卒がクビになった時、隣の部の本部長が怒鳴りこんできて『使えないからクビにするなら使えるようにしてからクビにしろ。新卒をとった会社には社会に出たばかりの人間を一人前にする社会的義務がある!』って言った事があった。…

「新人類」再考・メモ

都市生活者の子供として生まれた時から都会に住んでる人が新人類の典型と思う。個人主義であって保守ではないが群れるのは仲のいい人だけで集団行動は学校と会社だけで十分と思っているので政治に積極的に行動することはない。田舎から出て来た同世代の人と…

Twitter≒つぶやき、ではない

思った(と思った)ことを全部言う、カタチにすること、と、それをweb介してそこら中にすぐバラまくこと、の間にはほんとは違いなりズレなりがあったはず、なんだがな……(´-ω-`)— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2020年8月17日 不特定多数の眼に触れさせること…

高望みの末路・メモ

理想高すぎ高齢婚活女、まぁ男性版の負の性欲ポルノなわけですが、個人的にはこういう低所得高齢独身女性が30年後くらいにドバーッと福祉に流れ込む未来が見えてふつうに怖いですね…。 pic.twitter.com/UjXjHHfFMG— 小山晃弘(狂) (@akihiro_koyama) 2020年…

職場をまわす〈リアル〉・メモ

地元在住の写真家藤井豊君が、暗室で使っていた冷風扇と食料を届けてくれる。震災後の東北縦断行脚の経験から、疲労時には取り敢えずカロリーメイトで持たせろとのアドバイス。アマゾンの倉庫労働での近況をたっぷり聴く。意外にも、働き易い職場だとか。ス…

心理or意識の「古層」とか・雑感

以前、鬱んなって、米国人と英国人のユング系の心理学者の治療を受けたのことがあんのやけど、その時、米国てキリスト教的な建て前の表土の下には岩盤しかあらへんのに対して、英国にはその下にやったらと豊穣な 古の文化の土が見えた気がした。後者のが僕に…

『クレア』の時代・メモ

今は昔、90年前後の女性誌『クレア』とか『マリ・クレール』って、バブルっという条件もあったけれど、広告さえ載っけておけば、後は編集者の自由裁量で、かなり好き勝手なことが出来る雰囲気があった。両雑誌でかなり方向は違ったけど、前者には昨日のツ…

NYCの治安・メモ

NYCの治安悪くなってるってきいてたけど、まさかそれを自分が実感するとは思っていなかった。今日、真昼間のマンハッタンのど真ん中で金出せというグループに遭遇、はあ?なんでやねん!とアドレナリン沸騰。怒鳴り返したら、ナイフ出してきよった。闘争から…

「地方」の煮崩れてゆく過程・メモ

*1 小泉改革の後、それでも気を吐いて独自の小国の幸せを実現した少数の老獪な首長が10年代以降続々と引退、代わりに地方自治に入ってきたのがNPO、SFC的社会学ゼミ、SNS、イケハヤ的楽したい自分探し勢。見かけつるんと小洒落て じじばば住民から上澄みをも…

「30年前」という距離感

*1 「30年前」の社会風俗と称して60~70年代くらいのイメージを語っている記事が話題になっているけど、漠然とした昔というイメージで時代錯誤なことを語ってしまうというのはありがち— 原田 実 (@gishigaku) August 2, 2020 『トンデモ本の逆襲』(1996)で…

サブカル女子婚活マンガ・メモ

*1 別に好きじゃないけど今は彼氏いないから適当な男と付き合うのも、ぶっちゃけ見下してる男と付き合ってセックスまでできちゃうのも、その彼氏と本当に好きな男を比べてしまうのも、その彼氏の『発言の裏』を悪いように悪いように解釈しがちなのも、→— い…

大阪のマルサ・メモ

僕が大阪国税の担当になったとき、あいさつのため、各部局を回っていたら査察部次長が「ああ、産経さん。ちょっと待ってね。今、査察管理課長を呼びます」って言って、筆頭課長を同席させてくれた。— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) 2020年8月1日 東京国税局…

日米の「工業化」比較・メモ

日本の航空兵力は国力に負けたって言うやつ生産数に負けただけかと思ってたんだけど、軍需産業の構造がアメリカと日本でだいぶ異なってたのがしばらくしらべてわかってきた感じ— ぼろ太💙💛 (@futaba_AFB) 2020年7月31日 日本の当時の航空産業は国内の最先端工業…

かつて「文学」と呼ばれたもの

かつて「文学」と呼ばれていたものは、何も小説や文芸批評だけではなかったというあたりのことから、もうすでに「昔話」になってしまっていることを前提にしなければならないんだが、な。 自己形成(この言い方ももう錆びかかってるが)のよすがとして、若い衆時…

「みんな」と「ひとり」

人はひとりでなく、タバに集団に組織になった時にこそ、いちばんひどいこと、苛酷な仕打ちができるようになるものらしい。ひとりひとりは「いい人」というのは、そういう意味で間違いではなく、おそらく真理なのだと思う。 その仕打ちや行動言動が、自分ひと…

「もののけ姫」の世界観・メモ

もののけ姫本編のアシタカはfalloutの主人公、NVでいう運び屋なんですよね。サンと山犬一族、エボシ御前とタタラ場、ジコ坊と師匠連、あとアサノ公方の利害対立に積極的に巻き込まれた第三者、マレビト、ストレンジャーなんです。 pic.twitter.com/oEGECXPEm…

「老人」「年寄り」の音楽体験・メモ

*1 老人ホームで暮らす高齢者の中には、世代だからという理由で演歌ばかり聞かされて嫌気がさしているひともいる。本当はフォークやグループサウンズが聞きたいと。数十年後に「懐かしいでしょ?」と言われながらEXILEやジャニーズやAKBばかりを流され、歌わ…

当事者性の氾濫・メモ

今の世の中、本当に何につけても「当事者性の氾濫」が巻き起こっていると感じる。「当事者性」しかない世界にいよいよなろうとしている。そして、この「当事者性」が当事者と関係無い次元で回ることすら起こっている。— 雁琳(がんりん) (@ganrim_) 2020年7…

岩さん的老後、のこと

俺ちゃんは何十年も職人の世界を見てきましたけど「会社が立ちいかなくなった」「盗癖や暴力が止まらない」「酒や博奕で仕事に出てこない」以外の理由で親方からクビを切るなんてことなかったですよ。つまり手足がマヒして半人前以下のパフォーマンスしかで…

「ポエム」という病い

*1 なんかもうね、近世の情報環境ベースで醸成されていたリテラシー介した「現実」描写が定型化して役立たずになっていった過程とざっくり同じようなワヤが、昭和後期80年代系ポスモポスコロニューアカ的コピーライティング文体(とひとまず言うとく)について…

B層のその後・メモ

*1 投票率上げればワンチャンあるで神話の発祥って、多分小泉政権のB層戦略からなんだろうな。まあ、あのくらいの極端なポピュリズム戦略が有効だったのはまだそんなに社会が困窮していなかったからで、今は投票率を上げても結果はそんなに違わないと思いま…

フルスペックの町、の記憶

フルスペックの町が消えていく時、まず玩具屋が消えるんだな。生活必需品じゃないことに加えて、子供向けなので。町が消える、町が再生産されない=子供がいないってことだから。— jun (@jun758) 2020年7月10日 フルスペックの町が消えていく時、まず玩具屋…

アニメと「楽園」環境・メモ

*1 それこそ「けいおん!」とか最近の「映像研……」とか、ああいう「高校」(という理想の楽園環境)のサークル的関係を鉄板の下地にした創作類見てると、ああ、ああいう世界が少しでも〈リアル〉に感じられるような若い衆自体、実はもはや相当いろいろ恵まれた上…

大学受験の記憶

なんで自分は東京の大学に行こうと思ったのか、40年以上前のこととは言え、何度改めて思い返してみても特段の理由があったとは思えん、むかしも今も。 大学に行くもの、というのは何となくそんなものだと思っていた程度だったけれども、浪人したら職人にする…

日本経済の真の姿、と、それを語るもの言い・メモ

基本的に自民党は保守の色が濃いですから、製造業などの産業や農業等を大きく変化させる事を嫌ったのは間違いないと思います。日本のバブル崩壊後の処理がリーマンショック後の欧米の処理と違ったのは、負債を真面目に消し込んだか金融のマネーで帳簿から消…

地域創生の現場・メモ

「こんなクソ田舎に転生してチートスキルもないのだが」みたいなの、俺が書くしかないのではないかって気持ちになるな。「地域活性化事業で動員されてる俺たちには日当もでないのに、適当な、実際問題として達成不可能なプロジェクトを提案したなんとか総研…

家の成仏

*1 もう解体されて新しい持ち主が立派な二世帯住宅を建てている、と聞こえてきたけれども、最後に残っていたあれこれガラクタその他の類をできる限り選別して積み出して、ぬこ3匹わんこ1匹の骨の埋まっている片隅の土もひとつかみ瓶に入れ、えい、これでもう…