文化

おたくの「保護区」異論・メモ

オタクのコミュニティは本当にオタクにとってのサンクチュアリー(保護区)なのか。-利己主義と排他主義が生むオタクのコミュニティの実態|ニッセイ基礎研究所, https://t.co/FOC4FdLy97— 銀髪推進派 (@alpaka) 2022年5月11日 オタクのコミュニティは本当…

腐女子の攻撃性について・メモ

ツイフェミって割と女オタが多い印象があったけど、あの連中はマジでBLは安全だと思って男性向けエロを叩いていたんですかね。だとしたら間抜けもいいところで、次はBLが標的になるに決まってるけど、あの連中はこれまで規制側に回っていた手前、表現の自由…

おたく嫌悪のコア世代は?・メモ

「オタク文化に対する嫌悪が最も多いのは40歳代の人達」という話ですが、個人的に思うことを。宮崎某事件の話がよく取り沙汰されますが、あの事件に最も直接の忌避を感じるのは、当時まだ子供だった40代ではなく、「当時、漫画やアニメ好きな子供を持ってい…

フェミとプロテスタント

日本のフェミニズム運動やジェンダー学はほぼ英米フェミニズムと英米ジェンダー学を無批判になぞってるだけ。彼らが挙げる固有名詞がことごとく英米フェミニストやジェンダー学者であることからそれがわかる。で、英米フェミニズム・ジェンダー学というのは…

あるロシア体験たち・メモ

学生時代、ロシアひとり旅してて夜ホテルのロビーでのんびりしてたらおっちゃんが隣りに座ってウォトカ買わねーかって値段聞いたら1本3,000ドルって言うんだよね。高いって言ってたら結局500円(日本円)でいいってなって、じゃあ買うわって言ったら、— TJ (…

BL・腐女子・表現規制

https://twitter.com/haruki839/status/1493045517974077441 そっか、「BLは守られる」と思ってるんじゃなくて「大嫌いで不愉快なオタクが苦しむならBLもろとも規制されたって構わない、別に商業BLくらい、漫画くらいなくなったって困らない(だって私洋画ク…

「死」が肯定的に・メモ

アニメの変化として私が注目しているのは、【死を肯定的に捉えるようになってきた】ということ。ドラゴンボールみたいにどんどん生き返るのでもなく、厭世観から死にたいと思うのでもなく、死を免れようと思えば免れることはできるんだけど、それでも善く生…

トレース是非如何・断片

最近、写真をトレースし自分の絵に仕上げた人の話題に触れ、思い出したことがありまして、以前あるインタビューの依頼を受け、出来上がった記事に自分が回答していない内容が書かれていて「これ話しましたっけ?」と不思議に思って訊ねると「文字数が足りずw…

「学校化」の遅延爆弾

「運動」モードみたいな言葉やもの言いの運用作法を、無自覚無意識に「そういうもの」として実装してしまった人がたって、世代を越えてうっかり存在していて、それは本質的に「学校」的言語空間を制御しておくたてつけが社会の中で煮崩れていったことと関係しと…

若い日本の会、関連

ようやく「若い日本の会」世代の時代が終わるのか。長かったなー。— 仲俣暁生【自発的に凍結中】 (@solar1964) 2022年2月1日 ようやく「若い日本の会」世代の時代が終わるのか。長かったなー。 ある雑誌で谷川俊太郎にインタビューした際、石原都政批判の流…

オキナワ、の現在

沖縄は正直、ヤンキー&体育会系文化天国で、文系文化砂漠なんだよなぁ。カチャーシーやエイサーは派手に報じられるけれど、琉歌の意味を理解してる人はほとんどいないし、いてもリスペクトされない。太平洋戦争以前の地元歴史も興味がない人がほとんど。せ…

学問をめぐる情報環境の変貌

本邦「人文系」是非論、言われても致し方ないと思う昨今のワヤ露呈具合ではあるし、おっちゃん基本的に同様の指摘を30年以上前からずっと、半径民俗学界隈足場で言うてきとるからいまさら何も驚かんが、ただ、だからこそ問題の切り分けは必要やとおも。 ただな…

さまざまな「ラムちゃん」の時代・メモ

1981年9月頃「うる星やつら」がTVアニメ化される事となり、スタジオぴえろの仕事をニルスから受けたいた我がスタジオも参加となった。「宮尾くん、こういうの好きだろう」と先輩に言われ、原画を描く事に。いや、先輩好きだけど好きだけどなこれはちょっと…—…

ネパール人カレー屋の背景・メモ

インド人とネパール人とパキスタン人の「インド料理屋」を支えているネットワークについては、すでに研究があります。互いの対立があり、同国人内でも出身地やモスク、インド人学校などを基点にして、それぞれ異なるリクルート・出店戦略があります。https:/…

ヴィジュアル系とヒップホップの関係・メモ

90年代のヴィジュアル系、90年代の日本語ラップシーン直撃世代の自分にとってもこの方は面白い存在だと思うので注目はしている。ただBADHOPのように本質的な部分でのV系とのリンクではなくて、バブル期以降のポップカルチャー化したV系が産んだ存在かなと思…

萌え絵とその変遷・メモ

萌え絵はもう死語になりつつあるので便宜上仕方なく使うけど、萌え絵が女性蔑視という話がここ2年くらいで急に出てきておかしな主張が力を持ち始めてる様な気がしてならない。似た絵柄を描く人が韓国中国に留まらずアメリカにも沢山いますが、では世界中で…

私が漫画家になりたいと思った理由

私が漫画家になりたいと思った理由は少女漫画が女性の仕事だったから。お茶くみも宴会もなくデビュー当時はすでに男女同一原稿料でした。だから希望を持ちました。女性向けは恋愛ものが多いので恋愛に伴う性表現も仕事です。男性を狙って性表現を規制すれば…

洋画吹き替えの技術者回顧・メモ

今のテレビマンは理解できないかな。昔、地上波各局がゴールデンタイムに「洋画劇場」を置いていた頃は、吹き替え版こそが番組のオリジナリティだったので、同じ映画でも吹き替えは各局が独自に制作してました。映画担当者同士は仲良しだけど、他局版を使う…

少女漫画的顔つき、の変遷

少女漫画は昔から目が大きくヒロインが女子大生になっても目の大きい童顔で(「フランス窓便り」を思い出して)、母親もほとんどしわのない童顔です。ほうれい線のある母親はなかなか出てきません。童顔の少女、女性の原型は少女漫画です。読者は少女で、男…

メディアの好況は焼け野原の後に

昨日の遺品整理のこと。膨大な書籍を見ると、同じテーマの本を律儀に買ってる傾向を感じた。ジャズの名盤名演奏の特集号とか、毎度買って揃えてる。もう、わかってるだろうに。真空管アンプ製作の本はほとんど網羅してたんじゃないか。— ロージナ茶会 / 峰盛…

女性同人誌のむかし・メモ

あのころ、ふんわり初恋な作品描いてた知人が本番系の同人が増えたことで「これからどうなっちゃうんだろう」って言ってたの覚えてる。その心配は作品を描く人と読む人の大幅増加で、結果二次創作世界が大きく拡大して、好きなものを選べるようになったわけ…

「ぬり絵」の稿料、他

1970年代、白土先生の元アシさんから聞いた話。業界最高原稿料は先生の1ページ7万円❗️に驚愕!(当時は単行本化収入が定番化しておらず、漫画家の原稿料は年々上がり下がることはなかった) さらに驚いたのは大ファンの岡本颯子氏が先生の妹さんと教えてもら…

おはなし理解力と性差、共感性・メモ

ここから先は笑い話なんですが、ポルノが無い現地社会に突如現れた青少年を刺激するイケナイものがあって、それは「私が持ち込んだ日本のマンガ」なんですね。調査地の教会で2箇所マンガ図書室のようなものを作ってあるのですが、近所の男の子がワンピースの…

ツルシ問題・メモ

元SPA!編集長のツルシカズヒコ。現在は共産党員だ。売れなくなって極左になった、典型的なサブカル老人だ。野間易通と似ている。ブックオフで105円で買った、ポチ&コウの野球旅で描かれるポチことツルシ。カサンドラ症候群ぎみのワタナベコウが、ツルシを犬…

続・ツルシ問題・メモ

内田春菊とワタナベコウの大喧嘩。今にして思えば、ツルシカズヒコの「何か」に本能的に気づいた内田が凄い。おそらく同じ種類の人間だったのだ。また彼女の漫画に登場する、トッピーとデビィに似た匂いをツルシに感じたのだろう。なんの医学知識もないのに…

房州権太、大槌屋になること

【思いつきツイッター小噺】房州の田舎に生まれた権太は幼い頃から性悪粗暴で、長ずるにつれ悪い仲間とつるんで強請りやたかりのような真似を繰り返していた。両親や親族が何度も権太を窘めようとしたが、その度に人並外れた怪力を振るい、まるで耳を貸そう…

上野昂志の「うた」の位相・雑感

*1 肉体の時代―体験的’60年代文化論作者:上野 昂志現代書館Amazon 上野昂志という名前ももう忘れられかかっているのだろう。だが、いわゆる大衆文化についてこれまで人文的な批評をものしていた一群の人たちの中でも、いま改めて読み直してみて、まだ何か引…

「アルバム」の衰退

アルバムという「曲の連なり」を何度も聞き返して隅々まで覚えたり、この曲の次はこれ、ということまで体に染み付いてしまうような聴き方ができるのは、時間がたっぷりあって感性が柔らかだった若い頃でないとできないことだったんだろうな。— Andy@音楽観…

メシマズ家庭の記憶

メシマズの人って、祖母がそうだったけど、手順に従わないで手を抜こうとするなんてのは序の口で、余計なことするからダメ。おでんの具に色がつくぐらい煮込むなんて絶対無理で、小学生だったわしの机をあさって水彩絵の具で色をつけてたからね。開き直って…

「ポプラ」の記憶

ポプラという九州中心のコンビニチェーンでは売ってる弁当のごはんスペースが空で、購入するとレジ後ろの炊飯器からほかほかのご飯を盛ってくれる。+30円で大盛にできる。店にもよるがこんな感じ。 pic.twitter.com/C4ef1Jg1tb— ピンフスキー (@hideyosino)…